(写真は、アフリカ・ガーナで展開されている廃プラスチック回収事業=Plastic Collectiveのサイトから)
世界銀行は、途上国でのプラスチック廃棄物の回収を「成果(Outcome)」とする初の「廃プラ削減リンクボンド(PWR-LB)」を1億㌦発行すると発表した。ボンドは通常の世銀発行債より低い固定金利で発行される。投資家は通常のクーポンとの差額1400万㌦分を、途上国での廃プラ回収とリサイクル事業のために融資する。対象国は、ガーナとインドネシアを選んでいる。一方でボンドは、廃プラ回収・リサイクルとCO2削減のクレジットと連動し、クレジット価格が上昇すると、投資家は金利とは別に最大2000万㌦のクレジット収入を得る仕組みだ。廃プラ回収・リサイクルとの連動で経済的リターンも増える点で、ESG……
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