HOME6. 外国金融機関 |国際資本市場協会(ICMA)。ESG債資本市場でのトランジションファイナンスの新たなガイダンス公表。移行を3段階分類。4分野からなる総合移行計画モデルの開示を提唱(RIEF) |
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 国際資本市場協会(ICMA)は14日、債券資本市場でのトランジション(移行)ファイナンスに関する新たなレポート(ガイダンス)を公表した。ICMAはすでに、気候変動の移行ファイナンス・フレームワークとして気候移行ハンドブック(CTFH)を公表しているが、日本のグリーン・トランスフォーメーション(GX)等で、移行ファイナンスへの実際の取り組みが広がってきたことで改めて整理した。新たに移行ファイナンスを、経済全体、気候移行、高炭素排出企業の移行と3分類化。このうち、高炭素排出企業向けの移行ファイナンス支援のために、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)等が提唱する企業の「移行計画」を総合化した「総合移行計画」モデル化を提唱している。

 

 ICMAが2020年に公表した「気候移行ファイナンス……

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