投資家主導の国際的な気候イニシアティブ「Climate Action100+」から米大手資産運用機関の離脱が相次ぐ中、新たに債券アクティブ運用の大手企業であるPimcoも、離脱したことがわかった。同社では「定期的な外部イニシアティブへの参加の可否を見直し作業の一環」と説明し、一般的な判断であることを強調しているが、米共和党系の反ESGキャンペーンの「圧力」が影響したとみられている。「CA100+」からの直近の離脱機関としては、JPモルガン・アセットマネジメントと、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ2社、それにブラックロックの米国内部門に次ぐ動きだ。
PIMCOは「パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー・エルエルシー」の略。昨年12月末時点の運用資産額は……
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