オーストラリアの連邦裁判所は28日、米系のバンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、ESG重視として提供する個人向けインデックスファンドの商品情報の説明等が、投資家に誤解を与えるグリーンウォッシュな内容で消費者法に違反するとの判断を示した。同国の証券投資委員会(ASIC)が摘発していたもので、同国で初めて「グリーンウォッシュ判決」が出たことになる。企業や金融機関のグリーンウォッシュな説明や広告は、日本でもJERAの広告をめぐり環境NGOが問題提起するなど、各国に広がりをみせている。
訴訟で争われていたのは、バンガードの「The Vanguard Ethically Conscious Global Aggregate Bond Index Fund(バンガード・エシカル・コンシ……
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