HOME |国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)。リテール含む商業銀行の物理的気候リスク対応のためのガイダンス示す。保険会社と同様の「リスク選好」アプローチの採用を提言(RIEF) |
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  国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)は、リテールを中心とした商業銀行が、気候変動による物理的リスクの増大を融資ポートフォリオに受ける影響を管理するためのガイダンスを公表した。それによると、同リスクを保険会社のように「受容」「回避」「適応」「移転」の4つのカテゴリーに分類する「リスク選好(アペタイト)フレームワーク(RAF)」の導入を提案している。このうち「受 容と回避」は、主に銀行自体のリスクに重点が置かれるが、「適応と移転」は、融資先や地域社会も巻き込んだ対応で、より積極的なリスク管理アプローチとの位置づけだ。

 

 報告書は「融資ポートフォリオにおける物理的気候関連リスクの管理(Managing physical climate-related risks in loan……

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