HOME4.市場・運用 |ドイツの大手銀行DZ Bankグループの資産運用機関「Union Investment」。石炭火力・同採掘事業向け投資を来年4月までにすべて引き上げ。石油・ガス採掘事業への投資も停止へ(RIEF) |
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 ドイツで第2位の資産規模を誇るDZ Bankグループの資産運用機関であるユニオン・インベストメント(Union Investment)は、石炭採掘や同火力発電事業への投資を2025年4月までにすべて引き上げるほか、同年以降は、石油・ガスの採掘事業等に関わる企業の株・債券などへの投資も行わない方針を公表した。さらに2030年からは2050年ネットゼロ戦略を提示できない企業も投資対象から除外する。化石燃料関連産業・企業を完全に投資対象から外すのは、ドイツの資産運用機関として初めてになる。

 

 UIの運用資産は4790億ユーロ(約80兆円 : 2024年3月末時点)。EUのサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の8条、9条ファンドへの投資規模は1287億ユーロに達する。このうち、906億……

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