HOME |投資家の国際イニシアティブ「Climate Action100+」からまた2社離脱。Morgan Stanley系運用会社。離脱理由は「反ESGキャンペーン」より「第二フェーズ」路線への違和感指摘(RIEF) |
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    投資家主導の国際的な気候イニシアティブ「Climate Action100+」の署名機関からの離脱が相次ぐが、今月初めに発覚した米資産運用機関2社の離脱に続いて、米Morgan Stanley系の2社が新たに離脱した。今回離脱した2社は、離脱理由として、CA100+が昨年7月に第二フェーズの活動として打ち出した投資先企業の「移行計画」の実践をエンゲージメントの対象とする集団行動への違和感をあげている。CA100+には、米国共和党勢力による反ESGキャンペーンの圧力もあるが、基本戦略である投資先へのエンゲージメントの妥当性も問われる形になっている。

 

 今月初め、米国のアライアンス・バーンスタイン(AllianceBernstein :  AB)とオールスプリング(Allspring……

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