(写真は、チューリッヒにあるスイス証券取引所)
グリーンボンド等のESG債は知られるが、上場株のESG度を評価する「グリーンエクイティ」も登場してきた。スイス証券取引所(SIX Swiss Exchange)は先週、パリ協定の「1.5℃目標」と整合する活動を展開し、将来計画も明瞭な上場企業の株に「SIX 1.5 °C Climate Equity」のグリーンエクイティ・フラッグ(ラベル)を付与する制度を始めると発表した。すでにNasdaqやブラジルの証券取引所も同様の仕組みを導入している。債券でのESG債と同様、上場株にも一定の環境・気候対応を実践している企業を明確化することで、ESG投資家の投資判断に資することを目指すものだ。東京証券取引所にも見倣ってもらいたい。
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