
オーストラリアの連邦裁判所は25日、米系のバンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、個人向けに販売していたESG重視のインデックスファンドで、除外スクリーニングの適用が投資家に誤解を与える形になっていたとして、1290万豪㌦(約12億6400万円)の罰金の支払いを命じた。同ファンドは化石燃料を含む産業等を投資対象から除外するとしながら、実際には石油企業等を投資の中心にしていた。同社はすでに3月に消費者法違反で有罪判決を受けており、今回は民事裁判で罰金額が決定した。同国のグリーンウォッシュ訴訟での罰金額としては過去最高額になる。
同国の証券投資委員会(ASIC)が同社を訴えていた。問題となったのは、バンガードの「The Vanguard Ethically Conscious G……
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