(写真は、ニューヨークで開いた「「原子力を3倍にするファイナンス」イベントの模様=World Nuclear Newsから引用)
米ニューヨークで開いている気候イベント「Climate Week」で、シティバンクなどの大手金融機関14行が、脱炭素への移行を促進するため原発プロジェクトへのファイナンスを支援する声明を発表した。昨年12月、ドバイでの国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、「パリ協定」の1.5℃目標の達成に向け、2050年までに世界の原発設備容量を3倍に増加させることを宣言したことを受けた行動だ。「原子力3倍増」には、日本政府も賛同しているが、今回の14金融機関の原発ファイナンス促進の声明には、日本の銀行は加わっていない。
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