HOME |ブラックロック。「2025年投資スチュワードシップ(BIS)」公表。気候・自然分野では、ISSBやTNFD等の情報開示求め、スコープ3開示は自主性尊重、高リスク企業に移行計画要求(RIEF) |
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  米最大手の資産運用会社のブラックロック(BlackRock)は、2025年の「ブラックロック投資スチュワードシップ(BIS)」方針を公表、その中で投資に際して優先する5つのエンゲージメント事項を示した。優先事項は前年と同様で、「気候変動と自然資本」の項目では、 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)と自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)に沿った開示を求めるとした。気候関連では温室効果ガス(GHG)のスコープ3については自主的な開示を認めるとし、投資先企業の脱炭素への取り組みである移行計画については気候リスクの高い企業に求める姿勢を示した。

 

 ブラックロックは、投資スチュワードシップについて、「当社の顧客(運用委託先)と、顧客が投資する企業を結びつける役割を果たすもの」と……

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