昨年末以来、大手米銀の「ネットゼロ銀行同盟(NZBA)」からの離脱が相次いでいるが、大手行の最後に残っていた、JPモルガンチェース(JPMorgan Chase)も離脱したことが7日、わかった。これで、米銀大手6行すべてがNZBAを去ったことになる。いずれもトランプ氏が今月20日に大統領に就任する前に決断したことになる。JPモルガンチェースは離脱の理由は明言していないが、NZBAの上部団体になる「グラスゴー金融同盟(GFANZ)」との連携は継続するとしているという。
そのGFANZは、米共和党系の「圧力」に対抗するため、ネットゼロを推進してきた自らの組織を、組織単位よりも金融トップやCEOらの金融人個人による団体にリストラすることで、政治的圧力をかわす転換を宣言している。JPモルガン……
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