
米大手銀行のゴールドマン・サックス(GS)は、これまで新規株式公開の引受業務で、当該企業の取締役会が全員男性や白人だけとなっている企業への助言を禁じる多様性に関する社内規則を設けていたが、同規定を廃止したことを明らかにした。GSの規則撤廃は、昨年12月にナスダックが上場企業に対して、女性やマイノリティの取締役の任命等を義務付けた規定をめぐる訴訟で、「証券取引所は企業の多様性を高めることを目的とした規則を課すことはできない」との判決が出たことを受けたとみられる。トランプ大統領も「多様性、公平性、包摂性(DEI)」事業を連邦政府で担うことを否定する宣言を出している。
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