
(上図は、グローバルなCATボンド発行額の推移=Artemisから引用)
グローバルベースで気候変動による山火事や豪雨・洪水などの自然災害や地震被害等が増大傾向にあることを反映し、これらの大災害リスクを資本市場でカバーするCATボンド(カタストロフィーボンド)の市場規模(残高ベース)が初めて500億㌦(7兆5000億円)台に達したことがわかった。CATボンドは保険や再保険で取り切れないリスクをカバーするものとされ、同市場の増大は、気候変動の増大によって、自然災害リスクも加速度的に増大し続けている現状を映す形といえる。
CATボンドなどの保険リンク債券(ICL)市場の情報をオンラインで配信する英企業のArtemisが公表した。それによる……
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