HOME |米大手銀ウェルス・ファーゴ。NZBA離脱に続き、スコープ3排出量(financed emissions)の2030年セクター別中間削減目標と、2050年ネットゼロ目標を廃止(RIEF) |
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  米大手銀行の一つ、ウェルズ・ファーゴ(Wellls Fargo  :  WF)は、投融資を通じて取引先企業の温室効果ガス(GHG)排出量(financed emissions  :  スコープ3)を削減するセクター別の中間削減目標と、2050年の投融資全体からの排出ネットゼロ目標を廃止した。銀行が、いったん制定したこれらの目標を廃止するのは、米銀だけでなく、グローバルベースの銀行では初めてといえる。WFは、昨年末に他の大手米銀と同様、国連主導の「ネットゼロ銀行同盟(NZBA)」から離脱した。他の米銀はNZBA離脱後も自主的な脱炭素化行動の継続を強調しているが、WFはネットゼロの目標自体も銀行だけでは達成できない、として廃止した。

 

 WFは、このほど公表したサステナブルファイナンスレポ……

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