
T&D保険グループの太陽生命保険は、ESG投融資の一環として、仏大手銀行クレディ・アグリコル(CA)東京支店に対して、ソーシャルローン10億円を融資した。CAは同ローンを、主にフランスでの社会的活動事業等に融資する。太陽生命が貸し付けた資金が、CAを経由してフランスの社会的事業に充当されることになる。同生命は、日本の金融機関が外銀に対してソーシャルローンの原資を貸し付ける形で融資契約を結ぶのは過去、例がないとしている。
CAは前身の旧インドシナ銀行が1946年に東京支店を開設して以来、日本市場では80年近い活動の歴史を持つ。1982年にはインドスエズ銀行に、1996年には、クレディ・アグリコル・インドスエズへと、合従連衡を繰り返して変わってきた。日本市場で継続的に多くの経営資……
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