HOME4.市場・運用 |独最大手の資産運用機関DWS。グリーンウォッシュ疑惑での独当局の捜査終了。罰金2500万ユーロ(40億円)。別途、米SECからも罰金。今後はESG投資の活性化への尽力を期待したい(RIEF) |
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   ドイツ銀行系でドイツ最大手の資産運用会社DWSは2日、約4年前の2021年夏に、運用するESGファンドが「グリーンウォッシング」だとの内部告発を受けて、独米の当局の捜査を受けていた問題で、残っていた独検察当局の捜査が終了したと発表した。当局は同社のマーケティングやESGファンド関連の手続き等に投資家を欺く過失があったとして、2500万ユーロ(約40億円)の罰金を科した。同社は米証券取引委員会(SEC)からも23年9月にマネロン疑惑を含めて総額2500万㌦(約37億円)の罰金を科されている。今回のドイツでの罰金支払いで、同社のグリーンウォッシュ事件は一応、幕を閉じることになる。

 

 DWSは同日の声明で、「DWSに対するフランクフルト検察当局の調査終了を歓迎する。当局が課した罰金はすべ……

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