
(上図は、世界銀行のサイトから引用)
グローバル市場でのグリーンボンド等のESGs債の発行額が縮小している。今年第1四半期の全体の発行額は前年同期比21%減の2449億㌦(約34兆2800億円)だった。ESG債の種類ごとでは、日本が中心になっているトランジションボンドの発行が同73%減と最も落ち込みが激しく、市場の中心となるグリーンボンドも同24%減と下がった。発行体別では、企業の発行と、国の発行がいずれも同4割近い減少をみせた。「反ESGキャンペーン」を掲げるトランプ米政権の発足で、企業、政策の「ESG離れ」が顕在化した格好だ。
英メディアのEnvironmental Financeによると、ESG債市場全体で発行量が減少したが、……
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