HOME |再保険大手の独ミュンヘン再保険。国連支援の「ネットゼロ資産保有機関同盟(NZAOA)」など4気候イニシアティブから離脱。「法的、規制上の位置づけがあいまい」との理由を強調(RIEF) |
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 再保険大手のドイツのミュンヘン再保険(Munich Re)は、国連主導の「ネットゼロ資産保有機関同盟(NZAOA)」など4つの国際的な気候行動イニシアティブから離脱したことを明らかにした。離脱の理由として、これらの気候イニシアティブの法的、規制上の位置づけがあいまい(ambiguity)、と指摘した。離脱後は、パリ協定の気候目標の達成に貢献す自らが設定した目標を継続して追求していくとしている。

 

 同社が離脱したのは、NZAOAのほか、ネットゼロ資産運用者イニシアティブ(NZAM)、気候アクション100+(Climate Action 100+)、気候変動に関する機関投資家グループ(IIGCC)。いずれの団体も、グローバルな大手金融機関が自らの投融資に際してネットゼロを達成することを支援……

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