HOME |欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)。「欧州サステナブル報告基準(ESRS)」の「簡素化改定案」公表。「ダブルマテリアリティ」等は維持し、手順等を全体で50%超の大幅簡素化(RIEF) |
スクリーンショット 2025-04-27 225511

 

 EUの欧州サステナブル報告基準(ESRS)の作成を担当する「欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)」は20日、オムニバス法に基づくESRSの簡素化と、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)との相互運用化等に沿ったESRSの改定案を公表した。焦点となっていたESRSの中核基準である「重要性原則」に基づくダブルマテリアリティ基準評価(DMA)については、同基準を維持したうえで、その評価手続き等を大幅簡素化するとした。主な簡素化分野としてDMAを含む6分野への対応を示し、全体で簡素化するデータ件数は50%以上削減できるとしている。

 

 EFRAGは同日、欧州委員会から求められているオムニバス法の一環として、10月31日までにESRSを改定するための技術的助言を取りまとめるための進捗状況を公……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン