HOME |防衛費をESG投資、サステナブルファイナンスの対象とするかどうか。NATOの国防費増額決定で、市場でも論議に。「防衛投資に関するサステナビリティ・ガイドライン」も登場(RIEF) |
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写真は、「Towards Sustainability が「防衛投資をサステナビリティの中で、どう考えるか」をテーマにした討論会の模様=6月4日。ブリュッセル=同機関サイトから引用)

 

 軍事的な安全保障への防衛費の支出を、ESG投資やサステナブルファイナンスの新たな対象とするかどうかが、欧州のESGファイナンス市場で論点になっている。北大西洋条約機構(NATO)首脳会議では、各国の国防費支出目標を2035年までに国内総生産(GDP)比5%への引き上げで合意した。国防のための軍事行動でもコミュニティの破壊や人的損傷等につながる一方で、国を防衛しないと国そのもののサステナビリティも確保できない、という議論の中で、ESG債の対象に「防衛ボンド」を加える意見もある。防衛投資に関するサステナビリティ・ガイ……

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