HOME |資産運用機関のネットゼロ宣言団体「NZAM」。2050年のネットゼロ目標を撤廃。2026年1月から改定イニシアティブに変更。現在、凍結状態の署名機関の公表等も年明けに再開へ(RIEF) |
スクリーンショット 2025-11-03 011922

 

  国連主導で設立された資産運用機関のネットゼロ宣言機関の「ネット・ゼロ資産運用イニシアチブ(NZAM)」は、署名機関が2050年までにポートフォリオ排出量をネットゼロにするという署名要件を削除した新たなイニシアティブに改定すると発表した。改定後の署名機関のコミットメントについては「(NZAMは)枠組みを提供するが、コミットメントは各資産運用会社の個別の取り組み」とした。2026年1月から実施する。金融機関のネットゼロ取り組みでは、銀行による「ネットゼロ銀行同盟(NZBA)」が主要銀行の連続脱退騒動の後、10月初めに活動終了を宣言しており、NZAMも事実上、同機関の後追いの形で、実質的な活動を停止することになる。

 

 NZAMは2020年に各国の主要な資産運用機関が2050年ネットゼロの目……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン