英政府は低炭素社会構築のために政府主導で2012年に設立した国営グリーン投資銀行(GIB)を段階的に民営化し、2020年までに株の過半数を民間売却する方針を明らかにした。英政府は今回のGIB株の民間売却は、GIBの活動を弾力化することにつながると、説明している。
GIBの部分民営化については本RIEFのサイトで報道していた。http://rief-jp.org/ct6/52786
GIBは英国でのグリーン投資を促進するための起爆剤として、2012年に政府が38億ポンド(約53億㌦)を全額出資して発足した。低炭素事業のリスク部分をGIBがカバーすることで、民間の投融資を促すレバレッジの役割を演じている。
発足以来の2年半で、GIBは50のプロ……
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