世界最大規模のノルウェーのソブリンウェルスファンド「ノルウェー政府年金グローバル」は、2015年中に投資対象から73社の企業株を、環境、社会、ガバナンス(ESG)上の理由から除外(Divest)したと公表した。このうち27社は石炭関連企業で、9社は石炭鉱山だった。
ファンドの資産運用を担当するNorges Bank Investment Management (NBIM)がまとめた。ノルウェーのソブリンウェルスファンドは、同国の石油収入を長期運用するために1990年に設立された。NBINMは中央銀行の投資管理部門である。
ファンド規模は、2013年第3四半期で7兆190億クローネ(……
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