ドイツ銀行は環境破壊で問題視されている石炭を山ごと露天掘りする米国での「Mountaintop Coal Removal :MTR」事業への融資を停止する、と発表した。
このほど開いた株主総会で、CEOのJürgen Fitschen氏が「山頂を爆発物で破壊して石炭を開発するやり方は、自然に対して正当ではないし、環境的にも賢明ではない。したがって、われわれはこうした採掘法を活用する企業には融資しない」と明言した。
MTRによる石炭採掘は米国東部のアパラチア山脈で1960年代から始まった。70年代の二度にわたる石油危機時に、石炭増産を容易にするため、急速に広がった。MTR……
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