温室効果ガス削減のため、各国で取り組まれている再生可能エネルギー事業のCO2削減効果を評価する再エネ証書(RECs)を、国際的に取引できる市場が立ち上がった。
米カリフォルニア州を拠点とするエネルギー・環境市場のサービスプロバイダーであるAPXが、国際取引用のRECsとして、「Tradable Instruments for Global Renewables (TIGRs)」を開発、このほどシンガポールでパイロット事業を開始した。
RECsは、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギー事業によって得られる電力の環境価値を取引可能な証書化したもの。日本でも固定価格買い取り制度(FIT)の前の制度であるRPS法(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特……
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