世界銀行は、国連が推進する持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた事業に資金を供給する初の「SDGsボンド」を発行、フランスとイタリアの機関投資家向けに販売した。対象事業はSDGsの目標のうち、気候変動対策、貧困、ジェンダー問題などに照準を合わせるという。
2015年9月に国連が打ち出したSDGsは、気候変動だけでなく、貧困、飢餓、エネルギー、公衆衛生、平和的社会などの17の目標と169のターゲットを設定し、2030年までに達成を目指す内容だ。国連に加盟するすべての国は、これらの目標達成に力を尽くすことが求められている。SDGsの最大の課題は、目標達成のために十分な資金を確保できるかという点だ。
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