HOME |損保大手3社、世界銀行による官民連携の「パンデミック緊急ファシリティ」に参加。保険機能を生かして、緊急補償資金を供給(RIEF) |
pandemicキャプチャ

 

 東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、損害保険ジャパン日本興亜の各損害保険大手は、世界銀行が感染症の危機管理の国際的な取組みとして、日本、ドイツ両政府などと立ち上げた「パンデミック緊急ファシリテ ィ(PEF:Pandemic Emergency Financing Facility)」に参加した。

 

 PEFは2016 年 5 月に開催された G7「伊勢志摩サミット」で、日本政府が議長国として、世界銀行や世界保健機関(WHO)との協力の下、エボラ危機の教訓を踏まえた公衆衛生危機に対応する新たな資金メカニズムの立ち上げを提唱した。日本政府は3年間で5000万㌦の拠出を公約している。

 

 PEFは、途上国等でパンデミック(世界的な感染症)が発生・拡大した場合に……

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