HOME1. 銀行・証券 |仏食品大手ダノン ESG評価と連動した20億ユーロの信用供与枠、銀行団と締結。ESG評価目標の達成に応じて金利が変動。三菱UFJフィナンシャル・グループも参加(RIEF) |
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 フランスの食品大手ダノンは、ESG評価と連動した20億ユーロ(約2600億円)のクレディット・ファシリティ(信用枠供与)契約を、BNPパリバなど12の欧州金融機関との間で締結した。

 

 新ファイリティは、ESG要因の評価によって融資を発動した際の金利が変動する仕組み。ESG評価は第三者の独立機関がチェックし、客観性を担保する。企業のESG改善度合いを、金融の力で後押しする環境金融手法の具体化といえる。

 

 クレディット・ファシリティは一定の融資枠を金融機関から得るもので、今回は20億ユーロが与信限度額となる。その枠内で資金を借りる際には金利を払うが、その金利の条件にESGクライテリアを連動させた点がポイントだ。

 

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