グリーンプロジェクトへの融資の市場ガイドラインとなる「グリーンローン原則（GLP）」が制定された。国際的な金融団体が、グリーンボンド原則（GBP）を運営する国際資本市場協会（ICMA）の支援でまとめた。市場ベースの自発的な原則だが、国際的に増大する再生可能エネルギーや省エネ事業向けの協調融資等での評価等に適用されるとみられる。

 

　GLPを公表したのは「ローン・マーケット協会（LMA）」（ロンドン）と、「アジア太平洋ローン・マーケット協会（APLMA）」（香港）。LMAは欧州・中東・アフリカでの融資関連ビジネスを展開する60カ国以上の約630の商業銀行や投資銀行などがメンバー。APLMAはそのアジア・太平洋版。日本の金融機関は複数行がそれぞれに加盟している。

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