HOME1. 銀行・証券 |国際標準化機構(ISO)のグリーンボンド規格化作業に、グリーンローンを追加の提案。貸し手と借り手の契約にISOがなじむか。9月末までに投票で判断(RIEF) |
ISO3キャプチャ

 

  国際標準化機構(ISO)で検討が進むグリーンボンドの規格化作業に、グリーンローンの規格化を加える提案が浮上した。ボンドとローンは金融的にはともに企業にとってのDebt(債務)という点で共通するが、発行体と多数の投資家という市場ベースのボンドと、原則として貸し手と借り手という2者契約のローンとの間で、グリーンの規格化ニーズが共通するかどうかが焦点だ。

 

 現在、グリーンボンドについてはISO14030として専門委員会でのドラフトづくりが進行中。同案ではグリーンボンドの原則やスコープ等を整備するPart 1と、ボンド資金の対象事業を分類するPart2、それに対象となるグリーンボンドのグリーン性を外部評価するPart3の3部構成となっている。このうち、一部はすでに、専門委員会段階から一ステッ……

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