HOME11.CSR |ESG推進の欧州大手銀行、実は世界の紛争地へ武器を輸出する防衛産業の最大の資金供給源。総額340億ユーロ。トップは仏クレディ・アグリコル。独NGO報告(RIEF) |
Dirty2キャプチャ

 

 欧州の主要銀行は持続可能なファイナンスを強調しているが、世界の防衛産業の最大の資金供給源でもある、との報告書が公表された。ドイツのNGOが、中東や北アフリカの紛争地域(MENA)への武器輸出を推進している米欧の主要な防衛産業11社向けの欧州10銀行の資金供給状況を分析した。その結果、投融資総額340億ユーロ(約4兆2500億円)に達し、仏クレディ・アグリコルがもっとも巨額の資金供給源であることがわかった。

 

 調査を行ったのは、ドイツ・ベルリンを拠点とするNGO「Facing Finance」。ESG投資を進める機関投資家向けの情報として今回の報告書「Dirty Profit 7」をまとめた。

 

 調査の対象になった防衛産業は、Airbus S……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン