アジアインフラ投資銀行(AIIB)は、欧州最大の資産運用会社の仏Amundiをアドバイザーとして、5億㌦規模の「アジア気候ボンドポートフォリオ(Asia Climate Bond Portfolio:ACBP)」を設定した。AIIB加盟各国の気候変動対策を促進するため、それらの国で発行されるグリーンボンドや気候ボンドに投資する。5億㌦のポートフォリオに加え、機関投資家の追加出資5億㌦も想定している。2020年1月から始動する。
ACBPは投資に際して、ボンドの資金使途先のグリーンビジネス活動の状況、気候変動の緩和効果、気候変動へのレジリエンス(耐久性)の3点を評価する。投資するボンドは、グリーンボンド原則(GBP)に準拠したラベル付きグリーンボンドや、ラベルなしだが気候変動対策……
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