先進国が途上国の温暖化対策を資金面で支援する国連の「緑の気候基金(Green Climate Fund:GCF)」の追加拠出問題で、韓国に続いてスウェーデンも拠出額倍増を公約した。その結果、これまでに拠出増額に応じた国々の約束総額は73億㌦になった。GCFが10月後半にパリで開くファイナンス会議までに、さらに追加拠出が見込まれている。
GCF設立時の拠出額103億㌦は、30億㌦の最大拠出額を表明していた米国が、トランプ政権になってから、既拠出額以外の20億㌦の拠出を凍結した。このため基金総額は実質83億㌦にとどまっている。ただ、すでに73億㌦の拠出公約が為されたことから、日本が設立時(15億㌦)と同額を拠出すると、83億㌦を上回る。安倍政権の対応が注目される。
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