米格付大手のMoody’s は、中国の代表的なESGデータ評価会社であるSynTao Green Finance(STGF)の株を取得したと公表した。取得額は明らかにされていないが、マイノリティー出資となる。STGFはグリーンボンドのセカンドオピニオン等も付与しており、Moody'sは中国のグリーンファイナンス市場に本格進出することになる。
Moody'sのSTGFへの出資は、11月初めには手続きを完了する予定。STGFは北京に拠点を置き、中国企業のESG評価データの提供や格付、グリーンボンド認証等の事業を展開している。中国のESG、CSR評価分野ではリーダー格の企業として知られる。国連支援の責任投資原則(PRI)に中国企業として最初に署名した。
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