HOME6. 外国金融機関 |ノルウェー中央銀行、世界最大のソブリンウェルススファンド「GPIG」の運用で、義務的環境投資の総資産1%を実現へ。国連FCCC事務局の意向を反映。Divestmentも展開(RIEF) |
GPIG1キャプチャ

 

 ノルウェーの世界最大のソブリン・ウェルスファンド(GPIG)を運用する中央銀行Norges Bankは、義務的な環境分野への投資比率を総資産の1%とし、新たに未上場の再生可能エネルギー・インフラ投資も含めることを明らかにした。GPIGは同時に、CO2高排出量企業や森林伐採関連企業等を投資から除外するDivestment(投資引き揚げ)も実施しており、義務的投資と投資引き揚げの両輪で、市場のグリーン化を促進する。

 

 Norges Bankの副総裁Egil Matsen氏が8日、スピーチで明らかにした。GPIG(Government Pension Fund Global)はノルウェーの石油資源をベースにして10兆㌦(約108兆円)の総資産額を持つ世界最大のソブリン・ウェルスファンドとして……

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