米商品先物取引委員会(CFTC)は、気候リスクが商品取引に及ぼす影響を把握、市場に反映させるため、「市場リスクアドバイザリー委員会(MRAC)」の中に、新たに「気候関連市場リスク分科会(気候分科会)」を設立する。35人の強力メンバーで構成。トランプ政権下の米政府の独立機関が気候リスクの専門組織を立ち上げるのは初めて。
設立されるのは気候分科会(Climate-Related Market Risk Subcommittee)。気候変動の金融・市場リスクを検証するため、各領域の専門家を集めて監督当局に勧告を求める手法は、EU欧州委員会のサステナブルファイナンス行動計画の土台を築いたHLEG(ハイレベル専門家グループ)に似た構成でもある。
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。