HOME1. 銀行・証券 |国際プロジェクトファイナンスの環境・社会評価基準の「エクエーター(赤道)原則第四次改定版(EP4)」決定。TCFD提言評価、人権デューデリジェンス、先住民配慮等盛り込み(RIEF) |
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  国際的なプロジェクトファイナンスの環境・社会影響を金融機関自身が評価する「エクエーター原則(赤道原則)」の第4次改定版「EP4」が決定した。気候関連リスクへの対応として、気候関連財務情報タスクフォース(TCFD)提言に沿ったリスク評価と情報開示を求めるほか、従来は対象外だった先進国での事業について、当該国の法規制以外に、国際金融公社(IFC)のパフォーマンス基準の適用も併記した。

 

 エクエーター原則は2003年に、国際プロファインを手掛ける欧米の主要金融機関が、プロジェクトに伴う環境・社会影響評価を、事業体に求めるために制定した自主ガイドライン。現在、世界の金融機関100社以上が署名している。日本からも3メガバンクのほか、三井住友信託銀行、農林中金、日本生命等が署名している。

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