フランス政府は、欧州委員会の「欧州グリーンディール(EGD)」の中心施策のサステナブルファイナンスを推進する新たなパイロットプロジェクトに取り組む。仏金融界の脱炭素化を可能とする気候シナリオ分析やストレステスト等のほか、金融監督当局の対応等が柱。フランス自身のサステナブルファイナンス行動計画の実践化でもある。
英総選挙でブレグジット実現の可能性が高まったことから、EUのサステナブルファイナンス市場の中心は、「去っていくロンドン」ではなく、「EUのパリ」ということを、明確化する狙いもあるようだ。
新プロジェクトは「Finance ClimAct」プロジェクト。欧州委員会とも連携する。5カ年計画で、欧州委員会からの1000万ユーロを含め1800万ユーロ(約21億60……
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