HOME6. 外国金融機関 |EUのサステナブルファイナンス行動計画、第三の柱の「ベンチマーク規制」に、インデックス会社が批判声明。「欠陥が多過ぎ、特定の事業者の利害擁護に堕している」(RIEF)。 |
SB1キャプチャ

 

   国際的インデックス会社のScientific Beta(SB)は、EUがサステナブルファイナンス行動計画の柱の一つであるサステナブルファイナンスの「ベンチマーク・インデックス規制案」について、「サステナビリティの促進より、特定のESGデータ・サービス事業者の利害擁護となっている」と批判する声明を出した。EU規制は、欧州委員会の技術専門家グループ(TEG)が個人向け等の気候変動関連の投資信託のベンチマークとして2種類を示している。しかし、SBの批判はベンチマークの信頼性を正面から問いかけるもので、欧州議会等で議論となりそうだ。

 

  サステナブルファイナンスのベンチマーク規制は、同行動計画の3本柱であるタクソノミー、グリーンボンドと並ぶもの。昨年8月に、欧州委員会サステナブルファイナンスのTEGが公表した規制……

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