HOME |国際決済銀行(BIS)、気候関連金融リスクを評価する「ハイレベル・タスクフォース」立ち上げ。銀行システム経由での波及チャネル、金融監督実務での対応等を検証へ(RIEF) |
BIS1キャプチャ

 

  国際決済銀行(BIS)は気候関連の金融リスクの影響を評価するため新たに「ハイレベル・タスクフォース(HTF)」を設立した。気候リスクが銀行システムを経由して波及するチャネルを検証するほか、気候関連金融リスクを回避するための効果的な金融監督実務の開発を目指すとしている。

 

 気候関連金融リスク・タスクフォース(The high-level Task Force on Climate-related Financial Risks)は、BISのバーゼル銀行監督委員会の傘下に設置された。共同議長には「金融システムグリーン化ネットワーク(NGFS)」議長のFrank Elderson氏(オランダ中央銀行)と、米ニューヨーク連邦準備銀行副総裁のKevin Stiroh氏が就任した。

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