各国の気候活動家グループが、世界の中央銀行で構成する国際決済銀行（BIS）に対し、銀行が化石燃料事業に投融資することを終了させるため、同投融資のリスク評価の強化を求める請願を行った。BISは国際銀行の自己資本比率規制を決めるバーゼル銀行監督委員会（BCBS）を抱えており、気候グループは「化石燃料向け投融資を暗号資産と同様の高リスク投資として扱うべき」と求めた。銀行の資産に占めるグリーン資産に応じてリスクを調整する考えは欧州委員会等が検討しており、気候グループの主張はそうした主張と符合する形だ。

 

　（写真は、BISに対して要請活動を行った気候活動家グループ＝真ん中で話している女性がMaría Elena Foronda Farro氏）

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