(写真は、JERAがメディアで展開する「CO2が出ない火」広告)
環境NGOの気候ネットワーク(KIKO)と一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟)は5日、東京電力と中部電力が共同出資して設立したJERAが、自社の広告で、アンモニア混焼石炭火力発電を「CO2の出ない火」として各方面で展開していることが、電力需要者等に誤解を与える「グリーンウォッシュ広告」だとして、公益社団法人日本広告審査機構(JERO)に、同社に対して広告中止勧告をするよう申し立てた。わが国でグリーンウォッシュ広告の是非を問う申し立てが出されたのは初めてといえる。
申し立てによると、東京電力、中部電力から石炭火力発電所を全面的に受け継いだJERAは、一企業としては……
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