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被災企業応援「セキュリテ被災地応援ファンド」立ち上げ(セキュリテ)

2011-04-22 16:45:33

ミュージック・セキュリティが運営する「セキュリテ」は、東日本大震災で被害を受けた地元企業の早期復興のため、個人の義援金(寄付金)と出資金を組み合わせたファンドを作り、地元企業に復興資金を提供する取り組みを始める。24日に気仙沼で記者会見の予定。

株式会社八木澤商店など三陸沿岸部で事業を展開し、東日本大震災で大きな被害を受けた6事業者は、事業の早期再建を目指し、地元NPOに所属する市民や民間企業と連携して表題の通り新たな取り組みを始めます。

 日本全国の個人から応援金(寄付)と出資金を組み合わせて資金を募り、復興に向けた直接的な事業費に充てさせて頂く取り組みです。復興に向けた決意の日になることを願い、4月25日(for復興)より、順次募集を始める予定です。被災地から民間発の復興策の一つとして、初めての試みとなります。

 募集開始の前日24日に、被災地である気仙沼市で記者会見を開き、詳細と復興にかける思いを6事業者よりご説明させていただきます。

 なお、このたびのファンド設立につきましては、地元・宮城県在住の竹井智宏氏(特定非営利活動法人「ファイブブリッジ」メンバー)、山田康人氏(同左)と、ミュージックセキュリティーズ株式会社(以下、MS社)と連携し、構築して参りました。引き続き、MS社は、さまざまな事業者や機関と連携しながら、被災地全域へ拡大し、多くの被災企業の復興にご活用いただけることを目指してまいります。

【セキュリテ被災地応援ファンド設立趣旨】
 被災地の復興を事業者の資金調達とファンづくりの面から支援するため、「セキュリテ被災地応援ファンド」を立ち上げました。「セキュリテ」の大切なものを守りたい投資に、応援金という寄付を半分組み合わせることで、従来の金融の仕組みでは及ばない部分を埋め、被災した事業者の方に「今」必要な、資金ニーズに応えます。投資といっても、金銭的な利回りを上げることに主眼を置くのではなく、被災された事業者の方、それを応援する投資家、そして日本全体のコミュニティ・リターンが最大化するよう設計していきたいと考えております。このファンドを通して、一時的な支援ではなく、継続的に、復興が実現するまで長期的に貢献することを目指します。

【ファンドの仕組み】
 MS社は、これまで音楽ファンドや純米酒ファンドなど100本以上のファンドの取扱を行ってまいりました。今回の被災地応援ファンドは、10,000円/口(別途、出資金に関してMS社手数料として500円/口)のうち、5,000円を応援金(寄付)、5,000円を出資金とする初の仕組みを採用することで、多くの事業者が復興を果たす一助となりたいと考えております。

  【記者会見概要】
日時:2011年4月24日(日)14:00-15:30
場所:気仙沼アーバンマリアチャペル(宮城県気仙沼市陣山1-125)
話者:
(株)石渡商店  専務取締役 石渡久師
(株)オノデラコーポレーション(アンカーコーヒー) 専務取締役 小野寺靖忠
(株)斉吉商店  専務取締役 斉藤和枝
丸光食品(株)  専務取締役 熊谷茂
(株)八木澤商店  代表取締役 河野通洋
(株)ヤマウチ  代表取締役 山内正文
特定非営利活動法人ファイブブリッジ  竹井智宏、山田康人
ミュージックセキュリティーズ(株)  代表取締役 小松真実
(話者は都合により、変更となる場合がありますので、ご了承ください。)

【問い合わせ先】
ミュージックセキュリティーズ株式会社 広報 神谷亘
E-Mail:info@musicsecurities.com