米証券取引委員会(SEC)が今月上旬に公表した気候変動情報開示ルールに対して、共和党系州政府やエネルギー企業等が同規則の撤回を求める訴訟を提起しているが、気候情報開示の強化を求める米最大の環境NGOのシェラクラブ等は「開示が不十分」としてSECへの訴訟を提起した。NGOらは、SECは投資家に必要な企業情報の提供を命じる必要があるのに、恣意的な決定によって、重要な排出量開示要件等を排除しており、法律がSECに求める要件を満たしていないと指摘している。SECは反気候情報開示とプロ同開示の両方の訴訟への対応を迫られることになる。
訴訟を提起したのは……
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