米銀大手のJP Morgan Chaseは、グループの商業銀行と投資銀行と連携する脱炭素化戦略部門である「カーボン移行センター(Center for Carbon Transition : CCT)」に、新たに「Executive director」のポストを設け、ベン・ラトナー(Ben Ratner)氏を就任させた。Ratner氏は米環境NGOの「Environmental Defence Fund(EDF : 環境防衛基金)」からJP モルガンに転じた異色の人材。石油・ガス事業や電力事業等の高炭素集約型企業の脱炭素移行へのアドバイスを担当する。「削減困難(hard to avate)」産業の移行リスクを見抜くうえで、同氏の環境NGO時代の経験と視点を活用する形だ。
JPモ……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。