環境金融研究機構(RIEF)。「第2回サステナブルファイナンスアカデミー(アドバンスド)」。受講生募集中。4月12日まで。「トランジションファイナンス」と「トランプリスク」を解く(RIEF)
2025-03-31 08:01:40

一般社団法人環境金融研究機構(RIEF)は現在、5月に開講する第2回サステナブルファイナンスアカデミー(アドバンスド)の受講者を募集しています。同アカデミーは、ESG、サステナブルファイナンス分野の動向について、主要課題が今後、どう展開していくのかを、各分野の専門家と受講者が最新の情報に基づいて議論を交わし、方向感をつかむことを目指しています。そのカギとなる「現在の視点」は、脱炭素への「トランジションファイナンス」であり、「トランプリスク」と見定めています。
昨年の第一回「アカデミー」はサステナブルファイナンス全般の地域を深めることをターゲットとした「アドバンスド」講義としました。ですが、わずか1年で、時代の変化の速さを表すように、脱炭素転換を促すトランジションファイナンスに込められた「期待」のいくつかが、早くも「カベ」に直面する一方で、脱炭素化とは相反するエネルギー路線への復帰を主張するトランプ政権の影響が、グローバルに広がっています。
そこで、われわれは、サステナブルファイナンスの基本情報の最新化だけではなく、現下の最大の課題である「トランジションファイナンス」が抱えるいくつかの課題を、正面から受け止め、最適解を迅速に見出すことを目指します。トランプリスクに対しても、政治的側面と経済的側面、戦術的要因と戦略的要因等の切り分けを進め、リスクの見極めを進めたいと考えています。
講義全体は、5月8日(木)の開講式から7月31日(木)までの15回(講義13回)、毎週、原則月曜夜6時開講(午後6時~8時 )の日程ですが、 昨年と異なる点は、毎回の講義での質疑、議論に加えて、途中の中間段階において、集中議論に徹する講義日(6月12日)を設けます。講師と受講者全員で、トランジションファイナンスでのリターン確保と、トランプリスクのリスク回避のための方策を、議論し、できれば手応えのある回答を、参加者全員で確認できればと思っています。
今回の受講生数は20人と限定してます。講師の講義と受講生の質疑・議論を真摯に深めるための最適環境を維持するためです。受講申し込みの締め切りは4月12日(土)に設定していますので、ご関心のある方々のご応募を期待しています。
おそらく、「トランジションファイナンス」と「トランプリスク」を同時に議論する場は、今回が最初で最後になるのではと想像しています。その心は、両課題とも、この1年に方向感が定まると考えられるからです。トランジションファイナンスが、ファイナンスとしてリターンを見込めるのか、トランプリスクがリスクではなく、ビジネスチャンスに転じるかーー。その見極めを議論します。
▼申込書を入用な方は上の「申込書へのアクセス」をクリックしてください。ワード版が必要な方は、問い合わせのメール<green@rief-jp.org>までご連絡ください。
▼講義内容(シラバス)は以下のPDFサイト「詳しく見る」をクリックしてください)
▼受講料は全15講座で1人20万円(RIEF会員割引、NPO/NGO割引あり)
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