新型コロナウイルス感染克服後の欧州の経済回復を、環境・社会面での持続可能性を重視して、欧州グリーン・ディール(EGD)政策を柱とした「グリーンリカバリー」とする動きが本格化してきた。スウェーデンなどの呼び掛けに対して、独仏のEU二大国も賛成し、全体でEU加盟国のほぼ半分の13カ国が歩調を合わせることになった。当面の「パンデミック後」の緊急経済支援額は、総額1兆ユーロ(約118兆円)に倍増される見通しも出ている。
(写真は、EU環境相会議で、歓談するイタリアの環境相のSergio Costa氏㊧ とドイツの環境相 Svenja Schulze 氏㊨)
日米等は従来型の経済対策を大型化して景気回復を推進……
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