米大統領選で民主党候補指名を確実にしているジョー・バイデン元副大統領は、自らの気候変動対策を立案する気候タスクフォースに、元国務長官のジョン・ケリー氏と、グリーンニューディールの推進を掲げる若手のアレキサンドリア・オカシオ・コルテス氏の起用を公表した。両氏の取り込みで民主党内の宥和を進め、新型コロナウイルス感染後の経済対策の柱を「グリーンリカバリー」とするなど、トランプ大統領と明確に異なる気候・環境政策を打ち出す狙いのようだ。

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