HOME |ドイツ環境諮問委員会(SRU)、ドイツのカーボンバジェット(今後のCO2排出余力)はこのままだと2038年で枯渇。同年までにカーボンニュートラル実現の必要性を強調(RIEF) |
SRU1キャプチャ

 

  ドイツの環境諮問委員会(SRU)は、4年ごとの「環境政策分析レポート」を公表した。その中で、ドイツがパリ協定の目標を達成するには、現状の対策のままだと、今後可能なカーボン排出量を2038年には使い果たすと指摘。同年までにカーボンニュートラルを実現する必要性を強調した。ドイツを含め、EU主要国は2050年のカーボンニュートラル実現を政策課題として掲げているが、SRUの提言はさらなる前倒しを求める形だ。

 

 SRUのレポートは「Towards an ambitious environmental policy in Germany and Europe」のタイトル。 ビーレフェルト大学のClaudia Hornberg教授を議長に、全員で7人の専門家で構成する。レポート本文は560ページの……

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